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土舗装は生物多様性を守る1つの方法です。それには植物や動物といった生き物に負荷を与えない固化材を使用することが前提となります。酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」は、環境に配慮された環境にやさしい固化材ですが、土舗装だけでなく生き物たちとの関わりについてもご紹介していきます。

生物多様性とジオベスト

   
カテゴリー「生物多様性」の記事一覧

淀川ワンド

平成21年6月21日、大阪商工会議所の主催で開催された「第1回なにわなんでも大阪検定」の第11問に出題されたのがこの「ワンド」です。
というわけで、私も三級の試験を受けた1人です。問題がやさしかったので合格しました。

淀川ワンドには、淡水魚の希少種が数多く生息しています。
ここに棲む魚で特に有名なのがイタセンパラです。
しかし、イタセンパラも淀川ではほとんど見ることができなくなりました。
イタセンパラは、国の天然記念物に指定されています。
見ることができなくなった原因は、ブルーギルなどの外来魚が増えたことと言われていますが、もう一つ指摘されているのは、利便性を優先して行なわれた大規模な河川の拡幅や掘削などで水位変動がなくなったことです。
植物が生えた自然の岸と異なり、単一的な護岸は水の流れを緩やかにできず、岸辺に多くの生き物を棲ませるには不向きで、水環境の悪化を促進させていると言われています。
これからの整備のあり方としては、生物多様性の保全に配慮して自然と共生できるように進めて欲しいと思います。
イタセンパラは戻ってこなくても、今いる在来魚を守る方策を考えて欲しいものです。
一方、今年になって驚かされたのが、イタセンパラなどの絶滅危惧種の大量密漁のニュースです。「イタセンパラをネットオークションで出品したこともあった」とも書かれていました。
特に淀川で見られなくなったイタセンパラの密漁や不正取引に対しては、厳しい監視と、生物多様性の保全に関しての呼びかけをして欲しいと願っています。

それから、市民の多くが憩うことができる淀川河川敷の園路ですが、現在、現地土を再利用しながらセメント系固化材で固められています。
よって、六価クロムの溶出の心配があります。
強アルカリ性の排水も心配です。
酸化マグネシウム系固化材なら、弱アルカリ性で有害物の心配がないので、水辺の固化材は、生物多様性に配慮して、酸化マグネシウム系の固化材を使用して欲しかったと思います。

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六義園 土舗装

東京・文京区にある六義園は、駒込駅から歩いてすぐのところにあります。
東京に住んでいた頃、日展の審査員であり、示現会所属の故山本吉雄先生に連れられて、成美会のメンバーで六義園の紅葉を描きに行きました。
なつかしい思い出です。
その六義園は、五代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が綱吉から賜った地に造園した「回遊式築山泉水庭園」です。小石川後楽園とともに東京を代表するに庭園となっています。
両方共、文京区にあり、絵を描くのにかっこうな場所となっていました。

その都会のオアシスである六義園の園路を酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」で土舗装を行ないました。
施工はいたって簡単で、公園にある土の上にジオベストを撒き、耕運機で攪拌し、転圧するだけという簡単な施工です。
よって、新しい土を持ち込むわけでもなく、現場にある土を利用して、自然な土の色をそのまま活かして、土舗装としての弾力を持たせた仕上げになっています。
もちろん、雨が降っても泥濘化が防げるので、安心して散策が楽しめます。
この方法は、世界遺産である広島原爆ドームにつながる歩道でも実施しており、短時間で施工できるメリットがあります。
その六義園も、最近では外来種の亀が増えて、鯉が育たなくなっているようです。
持続可能な社会を構築するために、在来種を外来種の脅威から守っていくことが生物多様性の保全につながります。

□ジオベストのお問い合わせは
ジオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
ジオベストの最新情報はブログで発信しております。

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山田池公園

大阪府枚方市にある山田池公園は、枚方市のほぼ中央にある自然豊かな公園です。
http://yamadaike.osaka-park.or.jp/about
ランニングコースとしてもお奨めです。


特に昆虫の生息に適した環境がたもたれていることから、絶滅危惧種(大阪府レッドデータブックによる)を含む多くのトンボ類の生息が確認されています。



山田池公園の中心にある山田池はため池ですが、なんと1200年前の築造と言われています。


ここでも環境に負荷を与えない弱アルカリ性の「ジオベスト」をご使用いただいております。
ジオベストはセメントを使用してないので、植物・昆虫への負担がありません。
成分、pH値についてヒメダカ急性毒性試験、ラット試験を行い安全性が確認されています。
■ジオベストのお問合せは
ジオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
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小笠原諸島 植生回復事業

日本政府は、世界的にも顕著な価値を持つ小笠原諸島の自然を次世代に確実に引き継ぐために、世界自然遺産へ推薦していましたが、2011年6月に、独自の進化をとげた動植物が多いことなどが評価され登録されました。

その中の南島は、小笠原諸島父島の南西約1kmに浮かぶ長さ約1.5km、幅約400mの無人島です。
世界的にも珍しい沈水カルスト地形の美しい島です。
特に外海とトンネル状につながる扇池は、扇の形に開いたコバルトブルーの海と白い砂浜が有名で、アオウミガメの産卵場所として利用されています。
植物では、父島で個体数が激減しているオガサワラアザミやツルワダンなどが自生しています。(東京都 環境局のページより)
しかし、多くの観光客が訪れた結果、島の植物が踏みしだかれて赤土がむき出しになり、またラピエと呼ばれる石灰質の奇岩が削られ、さらに人に付着して運ばれた種により移入植物の分布が広がるなどの悪影響が出ていました。
そこで、ジオベストによる植生回復事業が行なわれています。
何も持ち込まない・持ち出さないという原則のもと、美しい自然と生物を守るための植生回復事業では、現地の土と海水を混ぜて自然再生事業を行っています。


■ジオベスト及び環境配慮型商品販売のお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。 


ジオベストの最新情報はブログで発信しております。

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ジオベストと生き物

大阪府内には、約8700種類の生物が確認されており、未調査のものを含めると、1万種を越えると言われています。
生物多様性とは、多くの生物がつながり、支えあって生態系のバランスが保たれていることをいいます。
環境省では、生物多様性に関しての展示会「生物多様性 EXPO2010」を、今年の3月20日・21日に、大阪国際会議場で開催予定です。
この展示会の目的は、「生物多様性に配慮した事業活動を行っている企業等の情報交換や、新たな連携を推進するための場を提供することにより、生物多様性の保全と持続可能な利用に寄与する事業活動等の活性化を促進すること」にあります。

大阪府では、すでに土木事業において、緑豊かな都市環境をつくりながら土砂災害防止を目指す「生駒山系グリーンベルト整備事業」を平成13年から野崎中川流域でスタートさせています。
つまり、土砂災害から下流域の人や家を守りながら、平時は緑の自然空間として活用していくという整備事業です。
「生駒山系グリーンベルト整備事業」は、大阪府の東部に位置する枚方市から柏原市まで続く延長約25km、面積約6,700haの生駒山系の山腹斜面に、一連の緑地帯を形成・保全するという壮大な計画ですが、ここでも土舗装に酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」が使われています。特に生き物や、生態系そのものを守っていくには、環境負荷が少ない材料で整備することが必要であり、弱アルカリ性で小さな生き物を殺さないだけでなく、重金属類などを溶出しない、人や環境にやさしい「ジオベスト」は欠かせない存在となっています。

下の写真は、1年前のものです。中央の歩道をジオベストで舗装しています。現在どのようになっているかについては、近々、ご報告させていただきます。
■ジオベストに関してのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
電話 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537まで
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八幡湿原自然再生事業

広島県にある国定公園・八幡湿原自然再生事業のパンフレットの表紙には、「命の環 つなげる」と書かれています。
生物多様性とは、「命のつながり」のことであり、「地球のいのちをつないでいく」ことに他なりません。生物多様性というと、生物を救ってあげることのように思うかもしれませんが、実は、救われるのは、人間の方なのです。
八幡湿原は、昭和40年代以降に行われた牧場化事業によって急速に乾燥化が進み、ノイバラや背の低い樹木のやぶに変わってきています。
よって、自然再生事業によって、豊かな自然環境を取り戻し、湿地植物や小動物の住む限りなく自然に近い状態に再生する取り組みが行なわれています。
私たちは、地球上のさまざまな生き物とつながり、自然の恵みを受けています。
生物多様性は、持続可能な社会の構築に向けた社会インフラの整備であるといえます。
私たちが将来にわたって、豊かな生活を維持していくためには、生態系を保ち続けて行くこと、多様な生き物たちの保全に取り組むことが急務です。

2010年(平成22年)10月、愛知・名古屋にて「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)が開催されます。
豊かな地球環境がなければ、人類の存続はありえません。
ぜひこの機会に、生物多様性の保全と持続可能な利用を推進し、自然との共生に向けた地域づくりを促進しましょう。

実は、八幡湿原自然再生事業では、歩道に使用する土舗装材には、酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」が採用されています。
ジオベストは、自然の土に近い弱アルカリ性の固化材ですから、自然環境に負荷をかけません。重金属類などの溶出もありません。また、土の中の植物が育つ養分を固定化して、雑草の生育を防止します。これらのことから、環境保護のため厳格なルールが適用されている多くの場所で採用されてきました。
■ジオベストに関してのお問い合わせは、
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プロフィール

HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
マラソン
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、酸化マグネシウム系固化材の販売をしております。お気軽にお問い合わせください。

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