古墳の形は、代表的な前方後円墳以外にも方墳、円墳など、さまざまな形がありますが、四隅突出型墳丘墓は、その中でも珍しい形になります。四隅が舌状に突出していることから、四隅突出型墳丘墓と呼ばれています。
この四隅突出型墳丘墓は、もともと島根県を中心とする山陰地方に発達したもので、このような形の古墳は、山陰地方と北陸地方だけで築かれており、呉羽山丘陵の杉谷4号墳は、1974年に北陸地方で初めて確認された古墳になります。しかし、この古墳は、古墳時代より古い弥生時代の墓になるので、正式には古墳ではなく弥生墳墓と呼ばれています。
墳丘の1辺25m、高さ3.9m、突出部の長さは墳丘の角から12mで、墳丘を囲む周溝があります。
山陰のものと違うのは、この周溝があることと、墳丘の裾に貼石や列石がないことと言われています。
杉谷4号墳は富山大学杉谷キャンパス(旧富山医療薬科大学)を取り巻く一角にあります。
マムシに注意の看板が出ています。
足元に注意しながら山道の階段を昇るとすぐに、こんもりとした杉谷4号墳が現れます。
説明看板もあります。
下の写真は、舌の突出したところが舌状部です。
こんもりとした山が墳丘です。
古墳を出て、下の写真のこの道を上ると富山大学杉谷キャンパス(旧富山医療薬科大学)があります。富山駅からバスが出ていますので、附属病院南口バス停で降りると、すぐ近くです。
便利ですよ。
古墳の多くは自然に囲まれた生物多様性の宝庫です。 富山県は、3,000m級の北アルプス立山連峰から水深1,000mの富山湾まで多様な変化に富んだ地形と豊かな自然、そこに生息・生育する生物の存在があります。
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