サンゴは動物だということを知っていましたか?
下の上側の写真は、サンゴの産卵シーンです。1つのサンゴが産卵を始めると、サンゴ礁のあちこちで産卵が始まります。
これを見ることが出来るのは、夏の満月前後だといわれています。
もう1枚の黄色のサンゴの写真を見てもらうと、手がいくつも出ているように見えます。
この触手のようなものを「ポリプ」と呼んでいます。
広げた触手で泳いでいるプランクトンを捕まえるわけですね。
それからサンゴに特徴的なのが、サンゴは植物を自分の体内に持っていて、光合成をしています。
これを「共生藻」といいます。
これがサンゴの栄養になるだけでなく、サンゴ礁に棲む生き物の栄養になるわけです。
しかし、海が汚れると光が届かなくなり、光合成が出来ないからサンゴが死んでしまうという人間の活動に起因する環境問題が起きています。
また、オニヒトデ、ガンガゼのような生物などもサンゴにとっては天敵です。ポプリが白く変色したサンゴを見かけることがありますが、これはこれらの天敵に食べられたサンゴというわけです。
サンゴ礁には多くの生き物が住んでいるのに生態系を破壊する天敵からサンゴを守ることは、生態系を維持するためにも大切なことだと考えられています。
高知県の南端大月町沿岸は、ダイバー以外の方には余り知られていませんが、透明度が高くサンゴの群生するポイントがあります。
足摺岬にも近いので、観光地としてもお奨めします。
何より黒潮と豊後水道がぶつかるので、亜熱帯性や温帯性の魚も多く見られ、海の生物多様性を知る絶好の場所だと思いますよ。
しかし、最近の話では、かなりテーブルサンゴが壊滅状態にあるそうなので、問い合わせをされてから訪問された方がいいと思います。

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