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土舗装は生物多様性を守る1つの方法です。それには植物や動物といった生き物に負荷を与えない固化材を使用することが前提となります。酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」は、環境に配慮された環境にやさしい固化材ですが、土舗装だけでなく生き物たちとの関わりについてもご紹介していきます。

生物多様性とジオベスト

   

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有機フッ素化合物 PFAS

全国的にあちこちで問題になっている有機フッ素化合物PFASですが、フッ素は自然界に存在するものの、このPFASは、自然界にはほとんどないものなので怖いですね。
広島でも国の指針値の80倍の有機フッ素化合物が見つかっています。日本の場合、1リットル当たり50ナノグラム以下であれば悪影響はないとされていますから、4000ナノグラムというと異常な数値ということになります。
では、世界の指針値を見てみると、WHOでは100ナノグラムと日本より緩くなっています。アメリカも70ナノグラムとしていましたが、2023年3月、国として規制値を4ナノグラムという案を公表しており、厳しい数字となっています。
実は、このPFASは14年前に製造と使用、輸入が禁止されていますが、いまだに検出されているということは、一度摂取すると長く体の中に存在し続けるという物質になります。
特に、PFASはフッ素特有の水に溶けやすいという性質があり、地下水や水道水、野菜などから検出されています。健康被害については、甲状腺疾患、生殖機能の異常、心疾患などが言われています。
では、フッ素は歯磨にも使用されているので心配になりますね。
実は、歯磨に使われているフッ素は、自然界にある元素のひとつで、無機フッ素化合物と呼ばれる別物です。この別物のフッ素の人体への影響は、0.7ナノグラム以下の低濃度では虫歯予防に効果があるといわれていますが、これを超えると、甲状腺障害、神経障害、班状歯、骨のフッ素症などの健康被害が指摘されているので、フッ素の過剰摂取は要注意ということになります。

一方、土木では酸化マグネシウムによる土壌中の重金属類の一つであるフッ素の不溶化の研究が進められてきました。つまり、フッ素を含む汚染土壌を酸化マグネシウムによって、不溶化する研究です。
もう10年以上前になりますが、あるところ(公表不可です)から現在使っている固化材ではフッ素が溶出して困るので、酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用して不溶化の実験をしたいという内容でした。フッ素は固めても水に溶けて溶出しやすい物質だからです。
ジオベストは土舗装用固化材なので、フッ素を含む汚染土の不溶化材料ではありませんが、酸化マグネシウムの製造方法が不溶化に適しているということで実験をした結果、これまで使用されていた固化材より不溶化効果が優れているという結果がでました。
このように,汚染土壌に添加した 酸化マグネシウムが フッ素の不溶化に効果があると認められたのですが、どんな状況下でも可能かというと、土壌に含まれる粘土鉱物の種類によって、効果が出る場合と出ない場合があることも判明しました。しかし、酸化マグネシウムがフッ素を含む汚染土壌に対して効果があることがわかり、有益な実験でした。
■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。

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プロフィール

HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
マラソン
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、酸化マグネシウム系固化材の販売をしております。お気軽にお問い合わせください。

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