人の健康や動植物に影響を及ぼす化学物質を規制する法律(化学物質審査規制法)が2009年5月に成立しました。
法律が厳しくなったわけですね。
田んぼで昔ながらの水性生物が見られなくなったのも、農薬や化学肥料の影響が考えられるし、河川が汚くなって、水性生物と遊べなくなったのも洗剤やシャンプーなどの化学物質が影響していることは間違いありません。
しかし、農薬や化学肥料がなくなったら、お米の生産性を上げることが出来なくなるし、洗剤やシャンプーがなくなれば、たちまち日常の生活に困ってしまいます。
お米は有機農法で生産し、洗剤やシャンプーなどは出来るだけ使わないのが一番ですが、そうもいかないので、できるだけ安全なものを使うというのは私たち人間だけでなく、動植物に対しても同じことですね。
特に、今年は生物多様性の保全の国際会議が開かれるわけなのでじっくり考えてみましょう。
実は農薬は、土壌汚染のところでも書きましたが、古くから規制されているので、人や生態への影響が調べられており、最近認可された農薬は洗剤やシャンプーよりもむしろ安全なものが多いそうです。
石鹸は安全なものと思っているけれど、実は主成分が脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムという化学物質なので、水系への環境リスクが高いそうです。
常識だと思っていたことが実はそうではなかったという誤解があるので、よく調べてみるといいですね。
普通に使われているので疑問を持たない「合成界面活性剤」は、そのものが毒性をもっていますが、水と油が分離することを妨げるので、水性生物の細胞膜を損傷させるため、合成洗剤が環境に放出されると水性生物に吸収され、生態に悪影響を及ぼします。

[0回]
PR
COMMENT