都市は大半がコンクリートとアスファルトに覆われ、わずかな隙間や公園が唯一の土と緑です。
そういう場所を積極的に開発することで、都市の昆虫や動物、植物の多様性を促進することができます。
最近の都市開発では、虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業が東京においても都市の生物多様性の価値を高められることを立証され、生物多様性の保全や回復に資する取り組みを定量評価する認証であるJHEP認証において、日本初となる最高ランク(AAA)を取得されました。
具体的には、建物の高層化により生まれたオープンスペースに豊かな緑を配するほか、建物に屋上庭園を作り、敷地面積に対する緑地面積の割合を当初の約23%から、約40%にまで増やすという取り組みです。
そして、重要なのが、そこには、華やかな緑や花を植えるのではなく、自然の生態系を維持するという生物多様性の重要性を認識された自然環境の再生です。
しかし、これだけの大掛かりなプロジェクトでなくても、私たちの心がけで、緑のカーテンや屋上緑化・ガーデンテラスの活用、公園の植栽ボランティア、そして、コンクリートから土へといった取り組みで、生物多様性の保全や命のつながりを身近に感じることができるようになると思います。

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