4月から農家への戸別所得補償制度が始まります。
米の減反に協力した農家にだけ米の生産費と販売価格の差額が補償として支払われる制度です。減反制度は、1970年に始まったわけですが、それによって休耕田で麦や大豆を作るという目論みは見事に裏切られ、休耕田は荒地へと変わっていきました。
近所で麦や大豆への転作をした人を見かけることはまずありません。
目に付くのは「荒れ果てた田んぼ」ばかりです。
減反はお米の生産調整ですが、今度の戸別所得補償制度も、減反した田んぼを有効利用していくというビジョンがないと、ますます荒れた田んぼを増やすだけになります。
田んぼの荒廃は、同時に田んぼを生活環境としていた、ミミズやタニシ、あめんぼ、とんぼ、かえる、どじょうといった生き物も減少させます。
また、イノシシなどの隠れ場を作ることになり、田んぼは荒れる一方です。
よって、田んぼの生産性を上げるより、お米の量が少なくなっても有機栽培で安全なお米を作るほうが生産調整にもなり、減反しなくてすむし、生物多様性の保全もできるという人もいます。
目先のことよりも、農業は、生物多様性の保全とのバランスをとることこそ、将来の日本にとって大切なことのように思います。ecoとeconomyは同じecoです。経済と環境のバランスがとれてこそ未来があると考えます。

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