ユネスコの世界遺産の1つである世界最大のグレートバリアリーフも珊瑚礁の被害が深刻なようです。
4年前の12月にシドニーに行った時、飛行機から撮影した海は、透明度が高くきれいに思えたのですが・・・、実際には早急な対策が望まれているわけですね。
グレートバリアリーフは、2300 km~2600 kmもある珊瑚礁ですが、生物の種類も豊富で色鮮やかな魚の群れを見ることができます。
しかし、そのグレートバリアリーフの海域の温度が上昇し、珊瑚礁が白化現象を起こしているといわれています。
原因は地球温暖化の進行といわれていますが、それだけが原因ではないようです。
というのも、人間の活動による熱帯林の伐採が進み、化学肥料を含んだ泥が流れ込んで、水質の悪化が主な原因だともいわれているからです。
実際にクイーンズランド州沿岸ではサトウキビ栽培のために森が消失しているともいわれています。しかし、土壌が肥沃ではないので肥料を使うのは止むを得ないと思いますが、土壌が雨水と一緒に流出し、海に流れ込むことは問題ですね。
それから余談ですが、世界遺産候補のオペラハウスもインターコンチネンタル・シドニーホテルから撮影してきました。

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