勝手塚古墳は、名古屋市守山区にある志段味古墳群のひとつです。
ここには説明板があります。6世紀初めのころに造営されたそうなので、古墳時代の後期になります。出土品の説明もあります。葺石も見つかっているので、墳丘は石で覆われていたものと思います。
説明板の測量図を拡大してみると、前方部が小さい帆立貝式前方後円墳であることがわかります。全長は53m、後円部は直径が39mもあります。特に墳丘とその周りの濠と堤の状態が良く、古墳の形がきれいに残っている貴重な遺跡です。もちろん樹木が生え、緑豊かな森のようになっておりますが、テラス部を散策できます。樹木が茂ることで古墳の形が維持できたと思えば、樹木が生えることは悪いことではありません。
後円墳の頂上には、勝手社という神社があり、階段で登れます。
発掘調査では、この後円墳のテラス部で埴輪列が見つかっています。
下の写真奥に見えるのが再現された埴輪のレプリカです。その前のテラス部は土舗装できれいに整備されています。ところどころ白く見えるのは白華現象です。土舗装が硬化する途中で雨に降られたりすると、水酸化カルシウムが溶けて表面に浮き出して、空気中の二酸化炭素と反応し、炭酸カルシウムになったものと予想されます。
よくある現象です。
豊かな自然が残る勝手塚古墳ですが、同時に歴史も学べる志段味古墳群は、一帯が癒しの空間です。
是非訪ねてみてください。
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